三つの原子炉が同時期にメルトダウンし、大量の放射性物質をまき散らかし続けるという最悪の人災・「フクシマ」から3カ月が経過しようとしています。
私たちは、今回の原発事故で、あらためて原発と国民生活の両立できないこと、原子力エネルギーに依存する社会の危険性を再確認しました。核分裂を制御する技術は未確立で核エネルギーの暴走を止めることはできず、原発事故がおきれば、地球全体に悪影響を及ぼし、数十年単位の長い時間、放射能に苦しむ人々を作り出してしまうことも目の当たりにしています。
世界有数の地震大国である日本で、原子力発電所を存在させ続けることは困難です。原発ゼロをめざす国民合意を作り出し、政策として決定させ、着実に、計画的に、そして迅速に原子炉廃止に向かうことを政府、電力会社に迫る国民的な運動が必要になっています。
行動を起こす時です。私たちは、「原発ゼロをめざす」との一点で思いを共有し、次の日程で「原発ゼロをめざす緊急行動」の具体化を進めています。
原発ゼロをめざす7.2緊急行動の日程等
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行動へのご賛同と、実行委員会への参加、そして原発ゼロをめざす一点での共同を呼びかけさせていただきます。
2011年6月6日
原発ゼロをめざす7.2緊急行動実行委員会
呼びかけ人(アイウエオ順・6月6日時点)
安斎育郎 (安斉科学・平和事務所所長)
飯田哲也 (環境エネルギー政策研究所所長)
市原悦子 (女優)
伊東達也 (原発問題住民運動全国連絡センター筆頭理事)
菊池 紘 (自由法曹団団長)
根岸季衣 (女優)
野口邦和 (日本大学専任講師)
肥田舜太郎 (前被団協中央相談所所長)
本間 慎 (元日本環境学会会長)
湯川れい子 (音楽評論家)
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